椅子に座る ①
座り方って?
こんにちは、AKOです😊
寒い冬は体温が下がらないよう身体を丸め、関節も硬くなりがちです。背中を丸め硬くなった身体では姿勢も悪くなってしまいますね。ヨガやトレーニングを始める理由に「姿勢をよくしたい」という方も多く、姿勢についてお悩みの方が多いと感じています。
そこで、今回のテーマは「座る」姿勢について、です!(^^)!
突然ですが、あなたは立った姿勢から椅子に腰かける時、どのように腰をおろしていますか?
普段自分がどのように座っているか意識されている方はそう多くないと思いますので、一度立った姿勢からどのように椅子に腰かけているか確認してみてください。
座り方なんてみんな一緒でしょ?いえいえそうでもないのです(*’▽’)
私が見てきた中では、椅子の座り方は大体2つに分かれるようです。
①立ち姿勢からそのまま下にストンと腰を落として座る。
②立ち姿勢から、お尻を後ろに引いて上半身を畳むように折り曲げてからお尻を下して座る。
さああなたはどちらの座り方でしょうか?
①は、一見スッとしてスマートに見えますが、主に腰や前腿、膝の力を使って座っています。
この座り方だと今は大丈夫でも、年を取り筋力が低下するとこの程度の動作でも膝や腰への負担が大きくなって痛みにつながることも…。
②の方は、股関節を動かしお尻を後ろに引くことでお尻の力を使う為、座る動作に臀筋の力が加わり腰や膝の力が軽減されます。
ちなみに、ジムでもこの①と②の座り方を試していただいていますが、女性は①の座り方の方が多いようです。①の座り方をされている方に②の動作で座っていただくと、前より楽に座れることに驚かれます。
さらに①の座り方を続けていると、日常的に運動をされない方はお尻の筋肉を使わないことでヒップは垂れ、歩く歩幅も狭くなっていく可能性もでてきます(もちろんこれだけでそうなるわけではありませんが)ので要注意です。
こうなるとスタイルや生活にも影響が…(´;ω;`)
椅子に腰を下ろす「動作」一つをとってみても、筋肉の使い方が変わることで体に影響が出てくるのです。
無意識で行っていることが痛みやケガの原因となっていることも少なくありません。肩凝りや腰痛もその一つでしょう。「動作」を見直してみることで体は変化します。運動と併せて「動き方」にも目を向けていただければ生活がもっと快適になると思います。
「座ること」 次回は、座った時の姿勢についてです。