デマだと聞いていても・・・
こんにちは ヨガインストラクターのAKOです😊
今回は最近起こった出来事から思ったことを・・・
ここ数日の間で「コロナウイルス」の感染に対する不安がとうとう身近なところまで押し寄せてきました。
感染を防ぐために全国の学校がしばらくの間休校となるなど、それだけでも「えぇ~それは大変だわ~」と心配になりつつあったのに、
このタイミングで
「トイレットペーパーが品薄(売り切れ)」です情報・・・
えっなんで? 明日買おうと思ってたのに・・・
我が家にはトイレットペーパーのストックが無い!ことを思い出し
「いか~んツツ トイレットペーパーのストック切らしてる~(´;ω;`) なくなったらどうしよう!!」
という状況だったため、「デマ」とは聞いていたものの半信半疑でスーパーに向かいました。
で、行ったら本当になかった!
見事にトイレットペーパーとかティッシュペーパーのコーナーがすっからかんです。
その瞬間慌てましたよ、動揺しました~
だってトイレットペーパー切らしたら、何で拭けばいいと?
頭の中が一瞬グルグル回って超焦りました。
が、ないものはしょうがない、
気を取り直して買い物を続け、レジに行く手前でダメもとでもう一度トイレットペーパーのコーナーをチラッと覗いたら・・・
なんと、一人の男性が商品の補充を行っているではないですか~~
はい!一気に心拍数上がりました!
すぐに小走りで近寄り、手を伸ばし、「最後の1個です!」と渡された時の安堵感・・・
⇩これです((´∀`))
帰りの駐車場までの間、カートにぶら下がった私のトイレットペーパーには、買えなかったであろう何人もの鋭い目線が注がれていて、安堵感と共に何んとも気恥ずかしくて申し訳ないような気がしておりました(´;ω;`)
翌日、ヨガのレッスンに行ったときに先生にこの話をして
「トイレットペーパーなかったら手で拭くしかない?って考えたら焦りました~」って話したら・・・
先生が
「インドではふつ~に手で拭いてましたね。」
「近くに水の入ったバケツが置いてあって・・・」
いやいや、それってほんとですか?
みんなやってることなんですか?
そうか、インドは下水道の設備が整っていないところがほとんどで、紙で拭いて流すってことがないんですね。
手で拭くこと、それが日常であれば、逆にトイレットペーパーって何だ?ってことですよね。
そこで思い出したのは「スラムドッグ ミリオネア」というインド・ムンバイが舞台のアカデミー賞を取った映画です。
あの映画の冒頭のシーンに「ぽっちゃんトイレ」がでてくるのですが、
主人公の貧しい幼い男の子のお兄ちゃんが、トイレの便器の下に溜まっている汚物の中に頭から潜って、落ちたお金を拾い上げた時に見せた
う○○まみれの笑顔のシーンは、結構な衝撃でした。
でもって、ここに出てくるインドの貧しい子供たちのめっちゃパワフルなこと!!
ここで生きてる人たちは、「生き方」なんて悠長なこと言ってられないし通用しない、
ただひたすらに今を生きる・・・
この映画がとても好きで何度も見ましたが、この騒動でまた見たくなりました😊 最後にストーリーと全く関係ないダンス💃のシーンが出てくるのもインド映画らしくて最高に楽しめます!
~トイレットペーパーがなくなると考えただけで不安になる現実と、
トイレットペーパーの存在すら知らない現実がある。~
昔、オイルショックが起こって、今回の様にトイレットペーパーが売り切れたことがありました。
今でも覚えています。我が家にも10個くらい買い置きがありましたから(笑)
トイレットペーパーが普及したのは下水道の設備が始まってからですから、私の幼い頃は「ちり紙」の家も多かったです。
「文化的な生活」=水洗トイレでしたね・・・
文化は便利でいいんだけど、便利に慣れるとちょっとしたことで不安になりやすい・・・
便利と不便は紙一重・・・
「トイレットペーパーが突然売り切れて超焦った」けど、考えさせられた週末でした。