「体を動かさない」・・・結果はすぐにやってくる!
こんにちは!AKOです😊
コロナのでせいで今年ほど体を動かす機会が制限されたことはなかったと思います。
不要不急・・・この言葉がいつも頭をよぎり、コロナ対策を中心とした生活に一変しました。
病気への恐怖や様々な制限に対する欲求不満、先が見えない不安などの大きなストレスにより、春からの数カ月の間に体力や運動機能の低下をはじめ、鬱などの心身の病気や問題が増えているそうです。
「コロナ自粛」で「コロナ太り」
夏になる頃に囁かれ始めた言葉ですが、私自身も体脂肪が増えていました(´;ω;`)
「体を動かさない」と太る・・・数週間で実感!です。
「ちょっと太った」・・・何で?
「ダイエット」が目的でジムに入会される方は、太った原因、瘦せられない原因が「運動不足」だから、運動量を増やして痩せたいとお考えです。
食事の量はそう変わっていないのに太る、瘦せない、のであれば「運動が足りない」と思いますよね。
ですが、残念ながら週1回の「運動増量」だけでは簡単に脂肪は落ちません。
30代からのダイエットは、単に「運動量」「食事量」の改善だけでなかなか瘦せないようです…( ;∀;)
ダイエット目的の方に太った原因は何かを尋ねると、
①いつのまにか太りました…
②「ちょっと太った」けどそのままにして今に至る…
③「ちょっと太った」から運動して瘦せたので、また瘦せられると思っていたらそうはいかなかった…
④「ちょっと太った」から食事制限して瘦せたので、また瘦せられると思っていたらそうはいかなかった…
⑤ダイエット始めてもモチベーションが続かず諦めました。
といった感じです。
①と②の方は、そもそも太っていることで生活に支障が出て困っているわけではないから、まあいいかとそのままにしていた「経過観察中」の方です。
※今回のコロナ感染予防のための「行動変容」が心身にストレスを生み出したことからも分かるように、ダイエットという「日常生活を変える行動」を起こすこと自体が大きなストレスとなります。ダイエットなんてしんどいことをするにはストレスに対抗できるエネルギーが必要なのです。
★ダイエットという大きなストレスからは逃げて、無駄にエネルギーを使わず省エネのままエネルギーを温存したいとなってしまうのはあなたの問題というよりも「脳」の問題⁈
③の方は、消費カロリーが少ない=「運動不足」が原因だと考えて、ランニングしたり、スポーツジムに通ったりして消費カロリーを増やす努力をされたのですが、結果がでない!
★自身の経年変化=老化と共に体のシステムが変更になっていて、簡単に減量できなくなっています。
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※よく「若い頃は何を食べても太らなかったので自分は太りにくい体質」だと勘違いしていることが多いのですが、老化と共に成長ホルモンなどのホルモン分泌が減ってしまうことや自律神経のパワーが落ちていくことが脂肪の燃焼や蓄積に大きく影響しています。(成長のために必要だったホルモンは、脂肪の燃焼や代謝を促進するものが多く、成長すれば供給が減ってしまいます。)
④の方は、摂取カロリーが多い=「食べすぎ」が原因だと考えて、食事量を減らしたり、糖質制限などの食事によるダイエットをされました。
★経年変化の見過ごしと「食事の内容」に問題があったのではないでしょうか。
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※体に必要な栄養素が足りなくなるような食事制限を行うと、脳は非常事態であると勘違い?して、生き延びるのに必要な「脂肪」を燃やしにくく蓄積しやすい=瘦せにくく太りやすいシステムに変更して対抗します。
⑤の方は、やる気(モチベーション)をベースにダイエットに取り組まれました。
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※人は「やろう」「変わろう」と決めるだけでも幸せな気分になって満足する心理があるそうです。
ダイエットに成功してこうなるんだ!と決めただけで、脳内ホルモンによる思い込み=瘦せる前からもう成功した気分になって満足する勘違いがおこります。
但し、実行となるとそう簡単にはいきませんから、そこで一気に気持ちが萎えてしまうのです。
★ダイエットの成功には脳内ホルモンの知識なども知って戦略を練ることも必要ですね。
ダイエットは知識をベースに
日本肥満学会のガイドラインでは、BMI値が25以上35未満が肥満症、35以上は高度肥満症となっています。
高度肥満症では、睡眠時呼吸障害や心不全、肥満関連腎臓病、糖尿病、脂質代謝異常、運動器疾患などが生じやすくなり、診断や治療の対象と位置づけられます。
肥満になることが病気に繋がりやすいことは明らかですが、だからといって「体重を減らす」ことは難事業です。
当ジムはダイエット専門のジムではありません。
ジムでは「運動」を行いますが、特に瘦せるためのエクササイズやトレーニングは行っていません。
ヨガレッスンも同様です。(トレーニングやヨガの延長線上に瘦せる効果がある場合もあります。)
それは、単に体重を減らすことが「健康」だと考えていないからです。
特に短期間での減量は、脂肪ではなく水分や筋肉が減っていることが考えられます。そうなると、何のためのダイエットなのでしょうか?
(健康上減量が必要な高度肥満の方は、医師の了解の上で行うことをお勧めします。)
ジムでは、ご要望のある方には「栄養や体の知識・自宅での運動」などについてのアドバイスをさせていただき、ご自身で取り組んでいただいております。
運動と栄養はセットがオススメ😊
最後に会員の方の実例を一つご紹介します。
体を引き締めたいという目的でご入会された男性会員の方で、半年で6キロ減量された方がいらっしゃいます。
体を引き締めたいということでしたが、食事や間食で摂る栄養が甘いものに偏り気味でしたので、内容を改善するアドバイスをさせていただきました。
★摂取カロリーだけを減らすよりも、①筋肉を落とさず体脂肪が減るような内容の食事+②運動をセットで行っていただくことが大切です。
今はトレーニングを始める前よりも体力も筋量も筋力もアップして体調も良く、体も締まり見た目も変わりました。
(甘いものは相変わらずお好きなようですが、選択して召し上がってるようです。食べないよりも何を食べるかが大事です。あまりストイックにならずにストレスなく続けることですね!)